2023/06/18
高級時計ブランドには「オメガ」や「パテックフィリップ」、「オーデマピゲ」などほかにも優れたブランドが多数あります。その中でなぜロレックスが特筆して投資に向いているのでしょうか?それは端的に言えばロレックスが、高級時計の中で最も知名度の高いブランドだからです。この世界的な名声の源は、ロレックスウォッチの高い品質水準にあります。ロレックスは創業当時より完璧を追及しつづける職人気質を持つブランドで、その作品たちはゆうに数十年の時を刻むことができ、代々受け継がれていくような逸品なのです。またロレックスのデザインは流行を超越したスタンダードであり、特定の古いモデルはむしろヴィンテージとしての価値を持つことすらあります。また、ロレックス自身が定番モデルの大幅なデザイン変更を行わないことも、自社製品への誇りを感じさせます。
そしてこの揺るぎないブランド価値は、新たな需要に結びついています。中国やインドの新興富裕層からの需要が急増しており、需要が供給を圧倒しているこの状況で、もしロレックスの新品人気モデルを購入しようとするなら、長い購入希望者リストに名前を連ねなければなりません。この圧倒的な需要により、ロレックスの再販時に大きな利益を生む可能性があるのです。
ロレックスには様々なモデルの腕時計がありますが、その中でも将来価値が上がることが見込める特定のモデルがあります。
●Rolex Cosmograph Daytona
ロレックス コスモグラフ デイトナはクロノグラフウォッチ(ストップウォッチ機能を搭載した時計)の花形と言えるモデルです。24時間耐久レースで有名なアメリカのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにちなんだ名前の通り、デイトナはレーサーや関係者が、クロノグラフ機能を使って平均速度を算出することができる時計です。デイトナは新品で購入することはほぼ不可能といえるほど困難で、新品を買えずに溢れた需要が中古市場に流れ込んできており、中古市場価格も値上がりをみせています。もはやその価格高騰によって、新品の正規販売価格を上回るものも少なくありません。例えば、2013年にリリースされた「ロレックス デイトナ プラチナモデル」は、当時の販売価格より20%ほど高い価格で販売されることすらあります。
●Rolex GMT-Master II “ペプシ”と“バットマン”
GMTマスターⅡも非常に人気の高いモデルです。特に“ペプシ”と呼ばれる赤と青のベゼルと、“バットマン”と呼ばれる黒と青のベゼルのものは個性的で価値が高いです。第二次世界大戦後、航空産業は大きく発展し、長距離移動が当たり前に日常にある時代が到来しました。パイロットも長距離で飛び回るようになり、ロレックスはパンアメリカン航空と協働しGMT-Masterを開発しました。この時計を特徴づける二色のベゼルには重要な役割があり、GMT(Greenwich Mean Time≒世界標準時刻)が二つのタイムゾーンを同時に指し示す機能であるため、コントラストのきいた2色の配色で、わかりやすく昼夜を表わしているのです。
●Rolex Submariner
サブマリーナーはロレックスが1953年に開発した本格的なダイバーズウォッチです。ロレックスは1920年代の「オイスターケース」の開発によって、すでに時計に防水性能をもたらしていましたが、サブマリーナーは100m防水を備えているほか、ダイバーが潜水時間を測るのに便利な回転ベゼル、光の届かないところでも視認性を確保する夜光塗料の多用など、水中での高いパフォーマンスを実現したモデルです。この時計は、俳優ショーン・コネリーが、映画「007」でジェームス・ボンドとしてドクター・ノオと戦った際に着用して注目を集めました。投資においても伸びしろがある有望株ですが、こちらも新品は入手困難です。
もしロレックスの腕時計を投資目的で新品を購入してすぐに再販した場合、運が悪いと正規店で購入できなくなる可能性があります。ロレックスは5年間の保証が適用されており、このようなアフターケアをするためにも、シリアルナンバーと顧客情報が世界の正規店で共有されています。ロレックスの価格高騰を投資に活用するには、中長期的な目線で考えたほうがより大きな利益となると予想されますし、運よく新品で購入できた場合は、しばらくは大切に保管してみましょう。また、中古市場で見つけるのであれば、そのアイテムが100%ロレックスであると確信を持つために、専門店や専門家による鑑定を受けたものを、なるべく直接買いましょう。いまやネットオークションやフリマアプリなど、手軽に中古市場にアクセスできる時代ですが、こういった間接的な取引は、ロレックスのような高級品の取引において詐欺に巻き込まれる可能性が高いので、あまり推奨できません。
投資として最初に買うのに適当なモデルは先述した3アイテムです。デイトナはロレックスの中でも高額かつ希少性においても別格です。GMTマスターⅡやサブマリーナーは価格帯としてデイトナよりもアクセスしやすく、資産価値として今後のポテンシャルにも期待できます。また、これらいくつかのモデルを持っておくことで分散投資のようにして管理する方法も考えられます。
ロレックスは当分の間、その需要が下がるとは考えづらいブランドです。その理由としてロレックスは「ラグジュアリーとプレステージ」を体現しており、「圧倒的な信頼を誇るクオリティ」と「色あせないデザイン」がブランドの価値として揺るぎないものになっているからです。その需要と供給のアンバランスは購買欲を一層刺激し、さらなる需要を生み出してすらいます。とはいえ、投資には価値が失われるリスクは常に存在しています。もしお手元のロレックスの再販先をお探しでしたら「買取大吉」へお持ちください。全国500店舗を越えるネットワークと、社内独自資格「ロレックスマイスター」を有するロレックスのスペシャリストが、あなたのロレックスの価値をしっかり査定いたします。
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