2023/06/25
遺品整理には物理的な整理の他にも、故人の遺物を整理することで、故人との思い出を懐かしんだり、故人を偲んだりする精神的な整理という意味合いもあります。しかし核家族化が進む現在、故人の遺品のすべてを手元に置いておけないという現実もあり、遺品整理に際して、手早く廃品回収業者に任せて、一括処分してしまうということもあるようです。しかし、うまく買取を活用すれば、「思いもよらないお宝が出てきて、高価買取してもらえた」ということも無きにしもあらずです。
買取店に依頼するなら、それぞれの専門分野に特化した買取店を利用するのがおススメです。というのも、いくら品物に価値があっても、価値のわかる人が査定しなければ高値が付かないからです。そのため、貴金属、ジュエリー、骨董品、時計、ブランド品、家電などそれぞれの分野に特化した鑑定士がいる買取店を選ぶのがベターです。
一方、手広い取り扱い品目をカバーする大手リサイクル店も便利ですが、査定員が不在だったり、いても専門的な知識が少なく、正確な査定ができないということもあり得ます。そういう場合はせっかく価値がある品物でも、然るべき値がつかない可能性もあります。
大型の家具や家電は不要な場合、粗大ごみになってしまい処理も大変です。もし買い取ってもらえるのであれば、粗大ごみ処理代が浮くどころか、お金をもらえるということになります。とくに先祖代々受け継がれている家具であれば、アンティークとしての価値も期待できます。
絵画、陶磁器、アンティークコイン、刀剣などの骨董品は専門性の高い分野なので、専門家に正しく鑑定してもらえれば高値が付く場合があります。
昨今、金の価格が高騰しており、ゴールドジュエリーやインゴット、コインなどは高価で買取してもらえる可能性が非常に高いです。そのうえ古いデザインでも、地金や石の重量で買い取ってもらえます。
ブランド時計、とくにロレックスの「デイトナ」や「サブマリーナー」、「GMTマスターⅡ」などの人気モデルは供給量を需要が圧倒しているため、価値が非常に高いです。パテックフィリップやオーデマ・ピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンなど雲上ブランドの時計が眠っている…なんてことがあったら、それは文字通り、家宝です。
高級ブランドの名作バッグは、中古市場でも高い需要があります。例えば「バーキン」や「ケリー」をはじめとするエルメスのバッグは世代を超えて受け継がれていくべき家宝です。エルメスのプロダクトの中でもマルタン・マルジェラやジャンポール・ゴルチエなどカリスマデザイナーが手掛けたものはマニアの間で高価で取引されるため、ファッションブランドに特化した買取店に査定してもらうのがいいでしょう。今は亡きカール・ラガーフェルドが手掛けたシャネルや、グッチ直系アルド時代のオールドグッチなども価値が上がっています。ルイヴィトンは安定の人気です。
ワインやウィスキーは時が経つと熟成してよりおいしくなっていることがあります。また、「響」や「山崎」などのウィスキーは世界的に見ても人気のため、高値で取引されます。また、高級ワイン、「ドンペリニョン」や「クリスタル」、「サロン」、「クリュッグ」などのシャンパーニュ、「ロマネコンティ」や「ルロワ」などのブルゴーニュ、ボルドー 五大シャトーなどは、高値が期待できるでしょう。それらの中でも1996年や2008年のシャンパーニュ、1990年や2005年のブルゴーニュ、1945年や1961年、1990年のボルドーなどは良年とされるため、とくに高い評価がのぞめます。ちなみにワインは直射日光、高温、振動に弱いので、自分で楽しむためにも保管には注意をした方がいいでしょう。
埃をかぶっていたり、カビなどが発生している場合は、買取に出す前に自分でできる範囲でクリーニングするとより高い買取価格が期待できます。
しかし、自分ではどうにもならないような汚れや損傷を無理に直そうとすると逆効果になることがあります。特に強い研磨や非公認業者によるブランド品の修理は避けたほうがいいでしょう。
ブランド品の場合は、箱や保存袋などの付属品もセットにしておくと買取価格が上がります。箱も捨てないようにしましょう。
買取店は新生活が始まる季節やクリスマス、バレンタインなどの繁忙期にあわせて、買取価格アップなどのキャンペーンを行うことがあります。
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