コラム詳細

2023/07/21

金相場上昇!その背景にはこんな理由が・・・。

今回は金相場上昇の背景に迫りたいと思います!


インフレ率
インフレ率が高くなると、金の価値は上昇します。これは、インフレによって紙幣の価値が下がり、金の価値が相対的に上昇するためです。例えば、インフレ率が10%の場合、100円の紙幣は1年後には110円の価値しかありません。しかし、金はインフレの影響を受けにくいため、100円の金は1年後も100円の価値を保ちます。そのため、インフレが進むと、投資家はインフレによる資産の価値下落へのヘッジとして、金を買い求めます。

金利
金利が高くなると、金の価値は下落します。これは、金は金利が低いときには、より良い投資先となるためです。金利が低いときには、投資家は金に投資することで、より高い利回りを期待できます。しかし、金利が高くなると、投資家は金に投資するよりも、銀行に預金する方が利回りが高いため、金への投資が減少します。

為替レート
為替レートが変動すると、金の価格も変動します。これは、金はドルなどの主要通貨で取引されるためです。例えば、ドル円レートが100円から110円に上昇した場合、日本円で金を購入する際には、10%多くの円が必要になります。そのため、為替レートが変動すると、金の価格は変動します。

経済成長率
経済成長率が高くなると、金の価値は下落します。これは、経済成長によってリスク資産の需要が低下するためです。リスク資産とは、株式や債券などの価格変動が大きい資産です。経済成長率が高くなると、投資家はリスク資産よりも、安全資産である預金や国債に投資する傾向があります。そのため、金の価値は下落します。

地政学的リスク
地政学的リスクが高くなると、金の価値は上昇します。これは、地政学的リスクが高まると、投資家は安全資産である金に投資するためです。地政学的リスクとは、戦争や紛争などの政治的・経済的リスクです。地政学的リスクが高まると、投資家は資産の価値が下落するリスクを恐れて、安全資産である金に投資する傾向があります。そのため、金の価値は上昇します。

金の採掘量
金の採掘量が減少すると、金の価格は上昇します。これは、金の供給が減少するためです。金は地球上に存在する量が限られているため、採掘量が減少すると、金の価格は上昇します。

これらの要因は、金相場を大きく変動させる可能性があります。そのため、投資を行う際には、これらの要因を十分に把握しておくことが重要です。

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