2023/07/22
まずは高級クリスタルガラスブランドとして世界的に人気があるバカラです。日本でもご存じの方も多いのではないでしょうか。バカラは需要が高く人気もあります。“アルクール”、“ミルニュイ”、“ベガ”など人気シリーズも多く、定番のタンブラー、ペアグラス、ワイングラスといったアイテムは高額になりやすいです。また、歴史の長いバカラはアンティークものも流通しており、コレクターも多いのが特徴です。バカラ製品は、希少性の高いものや状態の高いものであれば、驚く金額になるなんて事もあるそうです。
ロイヤルコペンハーゲンは18世紀にデンマーク王室による援助を得て生産が始まり、ヨーロッパを中心に、広く人気を集めている食器ブランドです。こちらも日本でも有名なブランドですね。新品で購入すれば数万円から数十万円ともなるロイヤルコペンハーゲンは、中古であっても需要があります。“ブルーフルーテッド”、“フローラダニカ”といったシリーズは、高額で買い取りが行なわれることも珍しくありません。こちらも注目されるブランドですね。
マイセンは、ドイツのマイセン地方の磁器食器で、ヨーロッパでいち早く白磁食器の製造技法を確立させたがゆえに「白磁の最高峰ブランド」といわれています。マイセンほどのブランド食器ともなれば、セット品のうちの1点であってもお値段が付くなんてこともあるようです。“ブルーオニオン”、“アラビアンナイト”、“ピンクローズ”、“Bフォーム”等ございますが、なかでも“アラビアンナイト”などの人気シリーズは、良好の状態であれば、高額ことがあります。
エルメスの食器類は、ブランドロゴの「H」や馬をモチーフにしたものなどの独特な絵柄があしらわれています。エルメスのテーブルウェアは1984年に進出し、「ヴァンキャトル」や「ガダルキヴィール」などのシリーズを筆頭に食卓芸術を華やかにしてきました。“タイセット”、“ブルーダイユール”、“モザイク ヴァンキャトル”、“Hデコ”等が人気なシリーズとなっています。デザイン性が豊かなエルメスの食器類は、食器の買取でも高額買取になりやすいブランドの一つです。
アラビアは、フィンランド発祥の食器ブランドです。ヘルシンキ郊外にあるアラビア通りに工場があったことから、このブランド名が付けられたといわれています。アラビアの人気シリーズは、歴史の古い“バレンシア”や“パラティッシ”をはじめ、知名度が高い「ムーミン」などとさまざまあります。アラビアの食器は展示会で数多くの受賞歴があるほど芸術性が高く、そのうえ実用的なのにもかかわらず、安価なものが多いですが、買取で金額がつくものになります。
エインズレイは、英国王室ご用達のイギリス食器ブランドとして有名ですね。開窯されたのは1775年で、ボーンチャイナのなかでも骨灰が50%以上含まれている最高級品“ファインボーンチャイナ”の技法をいち早く取り入れました。そんなエインズレイには歴史が古いシリーズが多くあります。例えば、1790年にブランド創設者の1人がデザインしたという“コテージガーデン”や、18世紀にデザイナーがスミレの美しさに魅了されて描いたものがもととなった“イングリッシュバイオレット”などが挙げられます。エインズレイはアンティーク食器の価値が高く、100年以上ブランドアイコンとして親しまれている「オーチャードゴールド」シリーズで、状態が良いものなどであれば高額な値が付くこともあります。
ジュエリーブランドとしても有名なティファニーは、食器も手がけています。ジュエリーに施す優美なデザインなどに見られるティファニーらしさは、食器にも表れているため、結婚式の引き出物としても人気です。ティファニーの食器コレクションは、ティファニーブルーとホワイトのコントラストが特徴の“カラーブロック”と、可憐なサンザシの花が印象的な“リーブス”などが挙げられます。ティファニーの食器の期待値は、コレクションにもよりますが特に限定品などは高額になることも。
いかがでしたでしょうか?ここに挙げさせていただいたブランド以外にも沢山ございますが、食器一つとっても様々なデザインやこだわりがあります。ご自身で利用しても良いし、飾ってもいいですが、もしお家で眠っているだけなのであれば、売るという選択肢を選んでもいいかもしれないですね。
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