2024/01/30
金歯はなぜ売れるのか?金歯が買取対象となる理由は、ずばり「金」でできているからです。金は化学的特性が長けているため、口内にあっても変色・腐食する心配がほとんどありません。
これは、言い換えれば「金は環境を問わず、本来の優れた性質を常にキープし続ける」ということ。たとえ口内にあった金歯でも、金という素材としての価値が評価されるので、買取対象となるのです。さらに、金歯をはじめとする金製品は、熱で溶かせば金だけを抽出できます。というのも、前提として金は単体だと非常に柔らかい素材です。そのため製品に使用する際は、銀や銅などの割り金を混ぜるのが一般的となっています。これは金歯も同様ですが、加熱することで金だけを抽出できるので、素材そのものの価値を見出せるのです。つまり、買取前は金歯だったのが後に純正の金素材となるので、より重宝され買取需要が高まるというわけです。
金歯は1本からでも売れるのか?「金歯の買取ができるといっても1本だと売れないのでは?」と思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、金歯は1本だけだったとしても買取してもらうことが可能です。なぜなら、金歯は「グラム単位」で査定し買取するためです。金歯だと、複数まとめて持ってくる方のほうが稀です。そのため、ほとんどの買取業者は金歯を1本からでも買取しているのです。また、歯がついた状態だと買取ができないのでは?査定してもらえないのでは?と思っている方もいると思いますがそのような心配は、いりません。
「金歯が1本しかない」という方も「歯が付いたままの金歯しかない」という方も安心して買取業者に依頼できるので、処分せずに売却するようにしましょう。
インゴットやアクセサリーと違い金歯には、刻印が無い為買取業者に金額をだしてもらう時はしっかりと金の含有量を調べてもらう必要があります。それから、金歯の純度と重さで買取価格が決まっていきます。純度とは、どれほど金が含まれているかを表すもので金の場合は、主に「K20(含有率:83.5%)」と「K18(含有率:75.0%)」「K14(含有率:58.5%)」に分けられます。重さは、金製品そのものの重量で、金歯の場合は、約2〜5gであることがほとんどです。これらの数字がわかれば、あとは「純度別の1gあたりの価格×重さ」の計算式に当てはめるだけでOKです。
たとえば、売却したい金歯の純度が18金で、重さが2gだったとします。仮に18金の1gあたりの価格が6,000円だとすると計算式は「6,000×2=12,000」となります。つまり、18金の金歯が2gあったとしたら、その金歯における買取価格の目安は、12,000円ということになるのです。このように、純度と重さの数字によって金歯の買取価格は変わってくるので、一概に買取相場を言及することはできませんので売ろうと思った時にお近くの買取店で、査定することをおすすめいたします。金歯の買取価格は、種類でも変わることがあります。このほか、金歯の買取価格は種類によっても変わります。金歯といえば、「インレー(詰め物)」と「クラウン(被せ物)」をイメージする方が多いはずです。しかし、歯科治療で使用される金素材はほかにも「ブリッジ(歯を失った箇所の両隣の歯を支えにして一体型の被せ物で補う治療)」「義歯」「金属床義歯(土台)」なども挙げられます。
金歯は、前述したように純度と重さで決まりますが、種類によっては樹脂などが付いています。この樹脂を除去するため、買取業者によっては手数料が発生することがあるのです。仮に、除去代として手数料が発生する場合は、買取金額から差し引かれてしまいます。
◆手数料が発生するか確認
買取店によっては、金を売る場合に手数料が発生することもあります。なので、売る場合は前もって自宅の計量器などで重さをはかり、電話で1gあたりの買取金額を問い合わせすることをおすすめします。いざ、店に売りに行ったら、買取価格が全く違ったというトラブルを未然に回避しましょう。
◆キャンセル手数料なども確認しておく
金歯を持って買取店で査定してもらい、自分の思う買取値段と合わなかったので断ったらキャンセル手数料が発生したという事例もあります。通常は、どこの買取店も査定は無料です。しかし、キャンセル手数料発生などでトラブルにならないように、買取店に行く前に無料で査定してくれるのかを問い合わせしましょう。
◆複数の買取店で査定してもらう
買取店によって、1gあたりの金買取価格は異なります。なので、最低でも3件ほど買取店で査定してもらうことをおすすめします。
◆重さを把握しておく
金歯の重さを把握しておくことで、1g当たりの値段が高いのか安いのかがしっかりと分かります。グラム数の端数を切り捨てるところや歯数もそのまま計算するところなど買取店によって、やり方は様々ですのでしっかりと見極めましょう。
金歯が売れるということがわかったところで気になってくるのが銀歯・プラチナ歯の買取についてですよね。まず、プラチナ歯は金同様に素材としての価値が高く、かつ経年による変化が少ない、リサイクル可能な資源です。そのため、金・ジュエリー専門の買取店に持ち込めば価格がつくケースが多いでしょう。金同様に純度と重さ、その日の相場で価格が決定しますが、プラチナは1000分率が用いられているため、Pt950などがプラチナ歯として用いられます。
一方の銀歯は、保険適用内のため安価で、お選びになる方も多いかもしれませんが、貴金属としての価値は金やプラチナなどと比べると低くなります。また、買取できる店舗も限られてくるでしょう。ただし、銀歯もまた合金で使用されますが、ニッケルクロム合金と金銀パラジウム合金(金パラ。金12%、パラジウム20%をコンポーネントに含む)のものが存在します。後者の金銀パラジウム合金であれば、金とパラジウムの値段が評価される可能性があります。とは言えパラジウムはもともとジュエリー装飾と言うよりも工業用触媒など産業用途で用いられてきました。そのためパラジウムを買取していなかったり、ある程度の量でないと受け付けなかったりといったお店もあります。
「買取大吉ゆめタウンサンピアン店」では金歯1本から、お買取させていただいております。
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