2024/03/20
宝石が付いているジュエリー製品の買取は、どこを価値として認められ、どのように査定されるんでしょうか。一般的にはブランドの価値と地金素材の価値・素材に使われる宝石の価値の2点が査定対象となります。
●ブランドの価値
ハリー・ウィンストンやカルティエ、シャネルなどの高級海外ブランドのお品物の場合、指輪に使われている貴金属、宝石の金額だけではなく、そこにブランドバリューが加算されるので高価査定が期待できます。
●地金素材の価値・素材に使われる宝石の価値になります
こちらは、1点目のブランドジュエリーと違い、指輪に使われている素材(金、プラチナなど)、宝石(ダイヤモンド、色石)こちらを合計した査定方法です。
■ダイヤモンドの査定方法
宝石の中で圧倒的に知名度もあり、長年人気のダイヤモンド。こちらの査定基準は「4C」と言われるダイヤモンドの評価基準をもとに査定額を算出します。では、この4Cとは何なのかを見ていきましょう。
・カラット
これは皆さんもよく耳にすると思います。ちなみにカラットとは重量を表す単位で1カラット=0.2gになります。
・クラリティ
ダイヤモンドは天然石なので、どうしても中に不純物が入っていることがあります。
このクラリティとはダイヤモンドの透明度を意味するもので、外部的なキズ、包有物の程度で何段階ものランク分けがされています。
・カラー
ダイヤモンドの色についての基準です。意外かもしれませんが、ダイヤモンドも色がついていることが多いです。無色透明に近ければ近いほど価値も上がり、黄色味を帯びていると価値は下がっていきます。また、ダイヤモンドには「カラーダイヤモンド」を言われる、色を持つダイヤモンドもあります。カラーダイヤモンドの中でも希少価値が高いとされているカラーは、「赤」「青」、そして「ピンク」です。
・カット
ダイヤモンドの美しい輝きにはどのようにカットされているかが、密接に関わってきます。ダイヤモンド全体の形のバランスと仕上げの状態を表し、光をより多く取り込めるように仕上げられているもの評価が高くなっていきます。
この4つの頭文字を取って4Cと呼び、4Cを総合的に評価してダイヤモンドの価格が決定されます。このように地金の価値に宝石の査定額をプラスする方法です。
もう一つは、お品物・製品としての査定方法です。人気のあるジュエリーブランド等、中古であっても商品としての価値があるものの場合には、人気度合いなどを加味した査定が行われます。こちらのメリットは付属品の有無・状態などによりジュエリー本体のみの場合よりもさらに高額の査定が望める点です。指輪にはダイヤモンドリング、プラチナリングなどがあり、使用されている宝石は高価です。宝石は日々価格が変動しているので、価格が上がる時期に査定を依頼する事で、査定額のアップが期待できます。「買取大吉」では、ハリー・ウィンストンやカルティエ、シャネルなどの高級海外ブランドの買取実績が豊富で、最新の相場を把握し査定を致します。また、有名ブランド以外の指輪についても、デザインが独創的で魅力あるものであれば、デザイン性を付加価値として査定し、高価買取につなげられます。
基本的には名前入り・日付入り等の刻印が入っていても査定・お買取りは可能です。しかし、刻印の程度によっては査定額に影響することがあります。名前や日付などがジュエリーに入っている場合は、当事者にとっては、それによってより一層価値が上がるように思えますが、関係のない他人からすると、イニシャルや刻印はないに越したことはありません。削り取るなどして消すことができれば商品として再販できますが、そうでない場合は買取不可や、査定額に大きく影響が出てしまう可能性があります。名前や日付などが入っていない宝石の方が高値で売却できることを考えると、イニシャルや刻印はやはり査定に影響すると言っていいと思います。もしも、名前や日付などを消すことができない場合は、たとえ高価なブランド品であったとしても、素材本来の価値しか査定してもらえませんので、ブランド価値は期待できないことになります。逆に消すことができる場合でも、消すための費用や人件費は査定額から差し引かれる仕組みになっています。より高値で売却することを考えると、たとえ記念日ジュエリーであったとしても、購入時にイニシャルや刻印は入れない方がよいでしょう。消すことができる場合には、消すための費用が査定額から引かれるケースもありますが、高額査定が望めます。しかし、刻印を削ることにより商品自体に影響が出てしまう(商品価値がなくなる)場合には、たとえブランド物であったとしても素材としての評価のみで買い取られることになります。
・名前・イニシャルなどの刻印が入ったまま売るのはちょっと抵抗がある。
・少しでも査定額を上げるために自分でケアした。
このようなケースには、名前、イニシャル等の刻印を消すことで、買取査定のアップが望めたり、正当な買取価格を提示してもらえたりできる可能性があります。名前や日付などを消すにはいくつかの方法があります。
●シンプルに「削る」
この方法は刻印などがある部分をこすって、手作業で削り取りながら消していきます。この手法の最大のメリットは、工程がシンプルなため、消す作業自体にかかるコストが少なくて済むという点です。とはいえジュエリーを削り取ってしまいますので、素材の価値は多少下がります。また、いくら低コストで消すことができるとはいえ、刻印部分があまりにも多いと手作業ゆえに作業が長引き人件費もかさんでいきますし、削り取られる素材の量も増えます。そういった意味では、比較的シンプルな刻印などを消す場合に向いている手法です。
●レーザー照射をして消す
この方法の最大のメリットは素材を削り取らなくて済むという点です。素材の全体量を減らさないので、素材の価値を確保することができます。
●ロー材を流して消す
ロー材というものを刻印によって削られた部分に流し込んで消すやり方です。この方法ですと、素材を削り取らなくてもいいうえに、刻印の深さや多さに関係なく消すことができます。
以上、刻印などを消す方法としておもに3つの方法がありますが、これらの方法で消すことができない貴金属というものもあります。例えば、最近多いチタン製のジュエリーなどは今のところ上記の方法では消すことができませんので注意が必要です。商品を購入する前に刻印を消せるかどうか確認してから購入するとよいでしょう。
刻印が入ったジュエリーを売却するときは、素材の価値やブランド価値などを考えるだけでなく、刻印を消すことができるかどうかも考えなければなりません。素材によっても消し方の手順が違ってきますし、意外と専門的な知識が必要になってきます。悩んだら、まずは買取業者に相談されることがおすすめです。自分で想像するよりも高額な価格で買い取ってくれることもありますよ!その際、専門的な知識をちゃんと持っている買取業者かどうかも見極めましょう。その目安になるのは何といっても資格です。宝石鑑定士が持つ資格としてよく知られているものには、ジャパンジュエリービジネススクールが与える「JBSジュエリー鑑定士資格」や、米国宝石学会が認定する者に与えられる「GIAG・G」、英国宝石学協会特別会員に与えられる「FGA」などといった資格があります。これらの資格はいずれも取得することが難しい資格として知られています。資格を取得するためにさまざまなカリキュラムをこなしていますので、宝石や貴金属などについての知識があり、スキルも豊富です。上記のような資格を持っている宝石鑑定士が在籍している買取業者であれば、まずは安心できるでしょう。また、鑑別書や鑑定書等を紛失してしまった場合や、本物の宝石かどうか分からなくなってしまったときなどにも相談することができますのでご安心してください。
婚約指輪や結婚記念日のために購入するケースなど、名前や日付をジュエリーに入れる機会は意外と多いものです。購入したときは、その刻印は、あなたを勇気づけてくれる大切なものだったのでしょう。しかし時が流れ、「もうこのジュエリーは必要ないな」と感じたら、売却するのも良いと思います。刻印入りだからといって諦める必要はありません。正しく査定してもらい、正統な価格で売却して得たお金を、あなたの新しい人生に役立てましょう。現在、宝石やジュエリーの買取相場が上がっています。上記のように、色々な査定方法があるので、ご売却を検討している、価値が知りたい、何の宝石なのか知りたいなど、様々な方のご相談・査定を無料で行って終えりますので、ご安心して店舗を訪ねてみてください。他にもお買取に関して気になること、聞いてみたいことがあれば、「買取大吉ゆめタウンサンピアン店」にお気軽に訪ねてみて下さい。
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